社会理論研究紀要・第2号
森 瑛裕
ハンセン病問題の軌跡と展望 - 差別禁止規定の可能性(2)
2021.09
冒頭部分: 現在、「ハンセン病」への差別解消に対する法制化はどのようになっているのだろうか。また、法制化に伴い、どのような課題が指摘されているのだろうか。「ハンセン病」に対する差別解消への議論は、「らい予防法」廃止に関わ […]
齋藤 聡
社会政策理論とドメスティック・バイオレンス防止法の交錯 - 親密な関係における女性の抑圧についての分析
2021.09
冒頭部分: 女性差別を「女性に対する抑圧」として把握するとき、親密な関係における女性の抑圧としてのドメスティック・バイオレンスは、現代社会政策理論とどのように関わるであろうか。先行研究によれば、ドメスティック・バイオレン […]
山田 明
PKO隊員による「性的搾取と虐待」 - 社会政策論としての分析
2021.09
冒頭部分: 冷戦の終焉以降、国連平和維持活動(United Nations Peacekeeping Operations:PKO)においては、その本来の任務の範囲を、国家間紛争の再発防止を目的とした兵力の引き離しや、停 […]
木村 由衣
象徴天皇制と公的行為
2021.09
冒頭部分: 現天皇明仁は、2016年8月8日に「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」という名のメッセージを国民に向けて公開した。これは、生前退位の意思を表明するビデオメッセージであり、象徴天皇として必要な公務 […]